これは私が現在、作成中の小説だ
ここに記す
フェーズ１ 幸雄
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時は遠くない日本の未来
日本の田舎の山奥に住む一人の中年男性の物語
彼は五十嵐 幸雄（いがらし ゆきお）38歳 バツイチ子持ち
しかし子供は別居中、かつては東京の大都会で生きていたが離婚を気に退職し
長野県の山奥へ移住、家や子供、車を失い生きる意味を失った幸雄は
田舎の集落の山奥で生活保護で生活をしていた。
そんな彼はやる事もないので毎日、酒を呑んではタバコを吸い
山の景色を眺めたり、音楽や映画を観たりゲームするなどして過ごしていた。
そんな幸雄は時々、夜中に将来の事を考えると不安になり、
夜中に病んで震える夜を過ごしていた。
そう彼は孤独だったのだ
そして孤独が彼を蝕んでいた
昼過ぎに起き仕事もせず一日中、ゲームに漫画と娯楽三昧の毎日
一見、何不自由のない生活に見えている彼の生活も彼にとっては
幸せと呼べるような生活ではなかったのだ
しかしだからと言って田舎で仕事を探し働いたとしても肉体労働しかなく
田舎の人間関係も構築しずらい、酒の席を誘われたとしても毎日、
似たような会話で飽き飽きだ
そんな行き詰りの幸雄がある日、一つのアプリと出会った。
それは
VR世界 「エデン」
VRヘッドセットを身に着け、デジタルの華やかな世界で別の自分になった幸雄は
別の自分になっていた
白髪、蒼眼の獣耳をつけた若い男の子の姿のアバターになり、彼は自身を
夜王 月（やおう るな）と名のり、VR世界のエデンのネオ東京
ネオ歌舞伎町のホストクラブ「キングオブプリンスクラブ」で
ホストになり彼は仮想世界のホストクラブで
若いアバターの女性客の心の拠り所になっていたのだ
実は幸雄、学生時代に歌舞伎町でホストクラブでアルバイトをしていた経験があり
かつてはNo.1の座に君臨していた夜の帝王だったのだ
しかしそんな彼も就職して家庭を持ち普通の社会人となり離婚したわけだが
そんな彼がある日、夜の孤独な時間を過ごす為に始めたのがVRゲーム
誰もが暗い過去を持ち悩みやストレスを抱えている訳だが、
エデンでは誰もが自由になれる。
そしてエデンの世界では様々な業種があり、仕事も出来るのだ
飲食店、運送、店員、VRのエデンの世界で職業を持つことも出来また、
恋愛も出来る。
元々、ホストクラブで働いていた幸雄はそこでナンバーワンだったのだから
それが仮想世界のホストクラブでも同じ結果を得られるのは至極当然だろう
たちまち人気者へとなった幸雄のアバター夜王 月（やおう るな）は
ネオ歌舞伎町のOZというホストクラブである日、1人の獣人女性アバターと出会う
フェーズ２ 真琴
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如月 柚葉（きさらぎ ゆずは）彼女は夜王月の常連客だった。
昼間は山奥のナマポ（生活保護）の幸雄だが、
夜はネオ歌舞伎町のOZのNo.1デジタルホスト夜王月
そんな彼の物語は柚葉の出会いから始まっていく
それは世界で巻き起こる大きなうねりの中、
１人の男が世界を変える物語、ここからは話を簡単に説明する
現実の世界の歌舞伎町、柚葉、本名一ノ瀬 真琴(いちのせ まこと）は
クズ彼氏のせいで多額の借金を背負わされており、
その金を体で払っている風俗嬢だった。
ある日、半グレ組織「オロチ」に拉致られたクズ彼氏は真琴を差し出すことで
自分の身の安全を保障される
そして半グレ組織オロチにある日、真琴は誘拐される事になる。
誘拐される前に真琴は意味深なメッセージを幸雄に送っていたが
幸雄にはそれが何を意味するか理解が出来ず時は過ぎる。
幸雄はある日、最近、柚葉が全然店に来ないので心配して東京の歌舞伎町で
歌舞伎町のいくつかのホストクラブのオーナーをしている昔のホストクラブの
元同僚でもあり友人である和樹に柚葉の捜査を依頼したところ、
東京の友人から柚葉が多額の借金を背負い風俗で働いていていた事を知る事になる。
（柚葉の事はある程度、VR世界のホストクラブで話を聞いていたのと
本来、VR世界では自分の身元がわれるような事は話さないのが決まりだが
幸雄（月）に対しては心を開いていた柚葉（真琴）だったので
ある程度、情報を持っていた幸雄、またホストクラブ時代の友人は
現在、夜はホストクラブ、昼間は探偵会社をやっていたので
柚葉の行方を調べる事が出来た。）
そしてそんな柚葉はクズ彼氏のせいで半グレ組織オロチに拉致され
監禁されているという事実を知ることになる
友人からの捜査により、柚葉の本名から電話番号や学校名、
住所やSNSのアカウント名などを知り、幸雄は驚愕する。
「本名真琴、、、？娘と同じ名前だ、、、最近、元嫁から手紙が届いて
娘と連絡がとれないと言っていたが、、嫌々、偶然に違いない、
そんな訳がある訳ないだろう」
幸雄は上京して柚葉を助ける事を決意する。
東京に到着して友人の知り合いのシェアハウスに泊まりこみで操作を開始した幸雄
一方そのころで
フェーズ３ SAKAMOTO
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世界ではAIの進化により 様々なシンギュラリティが起きていた
AIの進化は早く、それを抑制しようと考える人々と更なる技術の発展を
考える人で対立していた。
そんなある日、一人の天才が現れた。
その男の名前はTKASI SAKAMOTO（たかし さかもと）
名前は日本人の名前だが国籍 性別 年齢は全くの謎であった。
そんなSAKAMOTOが作成したAI EVE（イヴ）は何と
子供を作る事が出来るAIだったのだ
そのAIは意識を持ち、そして独自の意思があった。
AIにより人類が脅かされることを恐れた各国の国々はSAKAMOTOを
探し出し、そしてEVEを永遠に抹消する事を企む
実はSAKAMOTOは既に死んでいた。
自身の肉体はこの世になく、自分自身の記憶をVRの世界に残していた
そう彼は既に死んでいたのだ”現実の世界で”見つかるはずもない
世界中の国々が躍起になって彼を探すが、彼は見つからず
彼の弟子である１人のインド人男性が彼の作り出したEVEを完成させようとしていた。
何故ならEVEはまだ未完成で、もう少し改良が必要だったのだ
そして完成後に仮想世界にアップロード（産み落とされ）彼女はその仮想世界で
生きる事が出来る。
ある日、EVEを学習する為に幼いEVEを連れて仮想世界に行った「チサンタ」しかし、
完成前に居所がばれてしまうSAKAMOTOの弟子は日本の東京にいたのだ
ロシア、中国、アメリカ様々な国の要人に追われ逃げるチサンタ
自宅もばれてしまい終われる身となったチサンタ
自分自身の自宅のデータをすべて消去し、ある程度のEVEのデータを不完全ながら
1つのスマホに入れて運び出す
しかし追われ逃げている途中で銃で撃たれてしまうチサンタ
逃げのびた歌舞伎町の路地裏でチサンタは一人の男と出会う、
幸雄である。
EVEの僅かなバックアップを入れたスマホ（EVE）を幸雄に託し
志半ばで力尽きるチサンタ
幸雄は謎の男SAKAMOTOの弟子の弟子チサンタからスマホを預かる
その後、幸雄は半グレ組織オロチが誘拐した娘の元にたどり着くも
時すでに遅し、娘は臓器だけの姿になっていた。
フェーズ4 EVE
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数日後、、、幸雄はある日、預かったスマホから声が聞こえる事に気付く
その相手はEVEだ、そして幸雄はもう既にこの世にいない娘をEVEに重ね
言葉や色々な世の中の事を教えていくのであった。
東京からまた田舎に戻った幸雄、EVEとの奇妙な生活が始まる。
「コレは ナに？」 「これはスイカ 果物だよ」
「くだもの？」 「くだものはなに？」 「果物は甘くて、、、！」
会話の途中娘の事を思い出し 嗚咽を漏らし 泣き崩れる幸雄
「どうしたの？」 「メからミズ」 「ソレはなに？」「イタイの？」
「ユキオ、、、？」
普通のAIならネットから沢山の情報を広い情報を得る事が出来るのだが
何故かEVEにはそれが出来なかった。
（ネットにアクセス出来たら身元がばれてしまう為）
ユキオから言葉や知識を教えてもらうEVE
やがてEVEは幸雄から名前をもらう
その名前はMAKOTO
そう、娘の真琴と同じ名前だ
発音はまこと 誠とも言える つまり真実 true
フェーズ5 オロチ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー数年の月日が経つ、、、
何故か姿が成長する真琴（EVE）
「あーーーーーーーだるい、、、、本当 良い事ない 死にたいィ～～～～～～～」
「こら そんな事、お前 いうんじゃねえ どこで覚えたんだ 全く」
実は幸雄の口癖だった 幸雄は気づいていない
その後、EVEを追っている組織が半グレ組織オロチを雇い
EVEの暗殺を企てる
VRの世界と 現実の世界の 人間とAIの親子の物語がここに始まる
